新春恒例七福神吟行を開催

オミクロン跋扈の中、21人が参加

1月8日、深川を巡り、名物酒場で打ち上げ

一月八日の土曜日、日経俳句会、番町喜楽会合同で恒例の七福神吟行を行った。昨年末の感染者数減少で、今年は大丈夫と思って計画したが、あに図らんや、年明けからのオミクロン株流行で、沖縄・広島・山口に「まん延防止等重点措置」の適用が報じられる中での吟行となった。また、吟行の前々日、東京都心部に十センチ以上の積雪があり、ところどころに雪が残る足元の悪い中での開催となった。

今回は深川七福神巡り。午後一時に地下鉄森下駅に総勢二十一名が集合し、深川神明宮(寿老神)→深川稲荷神社(布袋尊)→龍光院(毘沙門天)→円珠院(大黒天)→心行寺(福禄寿)→冬木弁天堂(弁財天)→富岡八幡宮(恵比寿神)と巡回する予定だったが、事前の下見で時間に余裕があったことから、芭蕉稲荷や臨川寺など芭蕉ゆかりの場所に立ち寄ろう、せっかくだから清澄庭園で休憩も取ろうとなった。ところがいざ始まると、まるで時間が足りず、やむなく大黒天と福禄寿をスキップする五福神になってしまった。

直会は、門前仲町では誰もが知る魚三酒場。事前に予約していたので、入店待ちの行列の横を抜けて三階へ。刺身、蟹、海老フライ、巻物などを肴に、ビール・熱燗・焼酎のオンパレード。オミクロン株などどこ吹く風の宴会となった。

吟行を終えて、句会メンバー二十人によるメール句会を開催。投句三句、選句四句の結果、最高点は七点句の「忠敬も林蔵も居て初歩き 三薬」、次席は五点句の「芭蕉にも会ふて深川福まゐり 青水」となった。

《参加者21人》 嵐田双歩,池内的中、今泉而云、岩田三代、植村方円、大澤水牛、岡田鷹洋、金田青水、工藤静舟ご夫妻、杉山三薬、須藤光迷、田中白山、谷川水馬、玉田春陽子、徳永木葉、中村迷哲、旙山芳之、廣田可升、前島幻水、向井愉里

(幹事 廣田可升)

 

 

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