酔吟会第167回例会

 

13人が「ふらここ」「あかんべ」を詠む

水馬句「日本アルプス蹴っ飛ばす」8点で首位

酔吟会は令和6年の3月例会(通算第167回)を9日午後1時から江東区の芭蕉記念館で開催した。兼題は「ふらここ」、席題に大澤水牛さんが「あかんべ(あかんべー、あっかんべ)」を提示、雑詠を含め投句5句、選句6句(うち特選1句)で句会を進めた結果、谷川水馬さんの「ふらここや日本アルプス蹴っ飛ばす」が8点で首位、次点には岡田鷹洋さんの「春満ちていまはの床であかんべえ」と中村迷哲さんの「校長にあっかんべーと卒業す」が7点で入り、三席にも鷹洋さんの「木瓜の花金婚なるも未知あまた」と迷哲さんの「焼け跡をうっすら隠す春の雪」が6点で並んだ。5点、4点、3点がそれぞれ3句だった。兼題別の高点句(3点以上)は次の通り。

「ぶらんこ」

ふらここや日本アルプス蹴っ飛ばす     谷川 水馬

ぶらんこや誰が忘れし野球帽        須藤 光迷

ぶらんこや静かなゆらぎやみの中      久保 道子

鞦韆や靴先で蹴るスカイツリー       廣田 可升

席題「あかんべ」

春満ちていまはの床であかんべえ      岡田 鷹洋

校長にあっかんべーと卒業す        中村 迷哲

雛あられねだるや姉のあっかんべ      中村 迷哲

春人事別れ惜しむもあっかんべ       向井 愉里

佐保姫のあっかんベーや今日の風      嵐田 双歩

「当季雑詠」

木瓜の花金婚なるも未知あまた       岡田 鷹洋

焼け跡をうっすら隠す春の雪        中村 迷哲

転けたのは引力のせい亀の鳴く       廣田 可升

すこやかに舟漕ぐ妻や春の宵        須藤 光迷

さきたまの古墳円やか草の餅        徳永 木葉

<句会参加者13人>嵐田双歩、大澤水牛、岡田鷹洋、金田青水、久保道子、杉山三薬、須藤光迷、谷川水馬、玉田春陽子、徳永木葉、中村迷哲、廣田可升、向井愉里。

(報告 須藤光迷)

 

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