下総中山桜吟行を開催

8人が名刹・美術館など巡る

気象庁が靖国神社のソメイヨシノ標準木の満開を宣言した3月28日(土)、日経俳句会・番町喜楽会の面々はJR総武線・下総中山駅に集合し、日蓮宗の大本山・中山法華経寺から東山魁夷記念館、真間川の桜並木、締めの東京・町屋の蕎麦の名店・如月徳(きさらぎとく)をたどる春のお花見吟行を楽しんだ。参加者は嵐田双歩、池村実千代、岩田千虎、大澤水牛、金田青水、杉山三薬(幹事)、中村迷哲の句会メンバーに加え、実千代さんの友人横山靖子さんの計8人。靖子さんはなんと大澤さんと同じ年の88歳。頑健が売り物の水牛先生にも負けない靖子さんの矍鑠とした振る舞いには、一同大感激だった。参加者のこの日の作品は以下の通り。

人あふれ花も盛りぞ法華経寺          嵐田 双歩

買ひ食ひのチョコクレープに花一片

市道にも命名権や亀鳴けり

姉様とゆるり真間川初桜            池村実千代

風光りモーツァルトと画伯の絵

参道の茶屋で甘酒一服す

暗き過去知らぬ顔して花の寺          岩田 千虎

真間川の花は二分咲き鳥泳ぐ

花吟行十割蕎麦で締める宵

法華経寺展げし春の色見本           大澤 水牛

三分咲き帰り支度の鴨七羽

同年の句友を得たり春うらら

法華経寺この先に在り花の門          金田 青水

枝垂れ咲くや魁夷の緞帳太陽樹

十割そば薫りたぐるや朧月

花日和子供ら跳ねる亀鳴かず          杉山 三薬

道草を食ってナズナの音合わせ

人の世も三分がよろし真間桜

下総の春の起伏を万歩踏む           中村 迷哲

とりどりの露店に埋まる花の寺

麗かや洋館屋根の風見馬

赤門より沸き立つ如く花の雲          横山 靖子

慈しみし枝垂桜のほの灯り

麗かやご縁に集い吟行へ

(報告 金田 青水)

 

 

 

 

 

 

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