12人で「暖か」と「山笑ふ」を詠む
首位に満智「猫団子」、百子「妻の尻」が次点
番町喜楽会は令和8年3月例会(通算第236回)を2日午後6時半から東京・九段下の千代田区生涯学習館で開催した。都内の気温が19度にもなった暖かい日だったが、体調をこわしたり所要ができたりした人が多く、句会出席者は6人にとどまった。兼題は「暖か」と「山笑ふ」。12人から60句の投句があり、選句6句(欠席者は5句)の結果、斉山満智さんの「猫団子ゆるりほどけて暖かし」が6点で首位、次点は5点で高井百子さんの「山笑ふトボトボと追ふ妻の尻」、三席は4点で嵐田双歩さんの「暖かやベンチに眠る警備員」が入った。3点が3句、2点11句、1点20句とすさまじく票が割れた。兼題別の高点句(3点以上)は次の通り。
「暖か」
猫団子ゆるりほどけて暖かし 斉山 満智
暖かやベンチに眠る警備員 嵐田 双歩
「山笑う」
山笑ふトボトボと追ふ妻の尻 高井 百子
「当季雑詠」
スマホ手に寝落ちしてゐる春電車 金田 青水
雪おんな滑り空翔け宙返り 徳永 木葉
推しや映えはびこる世間百千鳥 廣田 可升
【句会出席6人】池内的中、大澤水牛、金田青水、須藤光迷、玉田春陽子、廣田可升。【投句参加6人】嵐田双歩、斉山満智、高井百子、徳永木葉、中村迷哲、向井愉里。 (報告 須藤光迷)




