日経俳句会は12月17日(火)夕、鎌倉橋交差点傍の日経広告研究所(MIFビル)会議室で、年次総会、年末合同句会を開催し平成25年度の活動を締めくくった。また第9回日経俳句会賞の受賞者発表、贈賞式を行い、引き続き懇親会で歓談、和やかに行く年を打ち上げた。
年末恒例の日経俳句会賞(第9回)の受賞者は次の通り。
日経俳句会賞・英尾賞
国東は鬼さへやさし麦の秋 野田 冷峰
日経俳句会賞
飛魚の群れ青空の底一直線 直井 正
オルガンの惜春の音や奏楽堂 水口 弥生
右向いて左向いても暑さかな 山田 明美
ゆく春にもの憂き日々もさようなら 大平 睦子
平成25年度年次総会では、大澤水牛幹事長が年間の活動報告を行い「例年になく豪華絢爛」と述べるとともに、平成26年度も同様の例会活動、広報活動を行う方針を説明した。また期中に再編成した幹事団についてはそのまま全員を再任した。大平睦子会計幹事の「財務状況は健全」とする会計報告を廣上幹事が代読、出席者全員の了承を得た。
(記録 堤てる夫)