12月15日午後6時、大手町・日経ビルで日経俳句会の平成22年度年次総会が開かれた。会員36人が出席、(1)22年度の活動報告、(2)23年度活動方針、(3)会計報告、(4)23年度役員選出が報告され、いずれも幹事会提案通り承認された。
22年度は銀鴎会、水木会、酔吟会合わせて20回の例会・句会、合同句会2回を行った。また、「逆回り奥の細道吟行大会」を4月に新潟県・市振、出雲崎、弥彦などをめぐる「越後路の巻」、10月には秋田県象潟、山形県酒田、鶴岡、羽黒山を回る「出羽路の巻」を実行した。さらに小吟行として「日本橋七福神巡り」(1月)、「横浜三渓園と中華街」(2月)、「目黒庭園美術館と自然教育園」(3月)、「英尾先生墓参と多摩森林科学園の桜」(4月)、「水元公園花菖蒲とスカイツリー、浅草散歩」(6月)、「東京国立博物館庭園茶会と則天武后の書鑑賞」(11月)、「武蔵野・平林寺紅葉狩り」(11月)を実施した。このように22年度は多彩な行事を繰り広げたが、23年度も同様に活動して行く方針が打ち出され、全員の賛同を得た。
日経俳句会の会計報告では、会費収入、会報売り上げなども順調で、財政状況は好転して黒字基調になり、安定基盤を築ける見通しが立ったことが報告された。
新年度の役員選出では立候補者が出ず、今年度と同じ顔ぶれで幹事会を構成することが決まった。ただし、京都在住の平山一雄幹事から「なかなか東京に来られない状況なので退任させていただきたい」との強い希望が寄せられたため、同氏の退任を了承した。平山氏は日経俳句会創設時に力を尽くされ、同会の基礎固めと発展に多大な貢献をされたことに対して会員一同から感謝の念を表した。
23年度の幹事会メンバーは高橋淳(会長)、大澤水牛(幹事長)、今泉恂之介、和泉田守(事務局長)、大平睦子(会計担当)、田中頼子、堤てる夫、徳永正裕、廣上正市、吉野光久の10名。
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